Intelが先ごろ公開した「技術的な見通し」によると、最薄ウルトラブックはかなりの「ないもの尽くし」になるようだ。
同社ガイドラインでは、超薄型ノートPCであるウルトラブックの最薄モデル(15mm)は、多くのものを省いた仕様となっている。VGAポートはなく、「薄型」2.5インチHDD(7mm)は削られ、18650/16650バッテリも、SODIMMメモリも搭載しない。また、「標準的サーマルソリューション」も装備しない(以下の表を参照)。
ただし、このモデルは特に薄型だ。最厚部が0.71インチ(約18mm)のDell製ウルトラブック「XPS 13 Ultrabook」よりもまだ薄い。
Intelは、18mmおよび21mmのウルトラブックに関しては、15mmモデルほど思い切った削り方はしていない(21mmのカテゴリは事実上ウルトラブックではなく、単なる薄型ノートPCだ)。
Intelによると、以下の表の赤色は「構成」に適合しないコンポーネントを意味する。黄色は「他との交換またはカスタマイズを行わないと(中略)適合しない可能性がある」ことを意味する。そして緑色はコンポーネントが適合することを意味する。なお、表の上部にある「GFRP」は「グラファイト繊維強化プラスチック」の略だ。
なおIntelは、この表に次のような但し書きを添えている。「これらの構成評価は設計上の仕様、要件、または推奨事項を示すものではなく、厚さの課題に対応するための技術的推定だ」
ガイドラインはそのほか、「より薄型で強固なプラスチック製シャーシ」と「コスト競争力のある金属製シャーシ」にも言及している。
ディスプレイについては、「低消費電力パネル」でありながら「リッチな高解像度」という、やや矛盾した記述がガイドラインには見られる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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