All Things Digitalは米国時間4月10日、Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が5月末に開催の「D10」カンファレンスに登場すると発表した。Appleの共同設立者であり、Cook氏の前にCEOを務めたSteve Jobs氏は数年前、同カンファレンスに登壇している。
Cook氏がカンファレンスに姿を見せるのは、最近数カ月で2度目になる見込みだ。Cook氏は2月中旬、サンフランシスコで開催されたGoldman Sachsの年次イベント「Technology and Internet Conference」に登壇し、労働者の安全から、Appleが積み上げた多額の現金と他の流動資産の運用計画まで、広範なテーマで話をした。
毎年行われている過去の「D」カンファレンスでは、さまざまな著名経営者のインタビューに加え、壇上での製品発表があった。たとえば、2011年の「D9」では、MicrosoftのWindows担当プレジデントであるSteven Sinofsky氏が、「Windows 8」の初期プレビューを行った。
しかし、AppleがD10で新製品を発表する可能性は低い。同社は「Macworld Conference and Expo」を2009年に撤退して以来、自前のイベントを開催して製品発表を行ってきた。とはいえ、Appleが基本路線を外れたケースもいくつかあり、たとえば最新の「Final Cut Pro」は、2011年にラスベガスで開催された見本市「National Association of Broadcasters」(NAB)の期間中、急きょ決まった基調講演の中で発表された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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