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米ヤフー、3グループ体制に組織再編か--CEOメモで明らかに

Don Reisinger (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年04月11日 08時12分
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 米Yahooは、以前から予想されていた組織再編を開始するようだ。同社の最高経営責任者(CEO)を務めるScott Thompson氏が米国時間4月10日午前に送信したメモで明らかになった。

 Yahooは5月1日付けで、コンシューマー、リージョン、テクノロジという3つのグループで事業を運営することになる予定だという。Yahooが既に持つコーポレートチームがこれらすべてのグループをサポートするとメモには記されている。今回の動きは、同社の従業員ではなく顧客を中心としてYahooの活動を組織化することを目的としているとThompson氏は述べた。

 「Yahooが前に進むときが来た」と、Thompson氏による従業員宛てのメモには記されていると報じられている。米CNETも、このメモのコピーを確認している。「これに伴い、われわれの一人一人に最も強く認識してほしいことがある。つまり、われわれの行動はわれわれ自身のためではなく顧客のためであるということである。Yahooが中核的な事業において成功を収めるには、われわれの一人一人が顧客を最優先に考える必要がある」(Thompson氏のメモ)

 今回の再編を最初に報じたのは、All Things DigitalのKara Swisher氏である。同氏は、Thompson氏が従業員らに宛てたメモを公開した。

 Yahooの新しいコンシューマー部門は、メディア、コネクション、コマースという3つの部署で構成され、「独自に関連性がありパーソナライズされたコンテンツおよびサービス」をユーザーに提供することを主眼とする。Yahooは、ニュース、ファイナンス、スポーツなどのサービスを強化し、ニュース速報と、いわゆる「Tent Pole」(テントの支柱)と呼ばれるようなイベントの両方に注力する計画である。Yahooのコネクション部署は、「Mail」「Messenger」「Flickr」などの改善に取り組み、コンシューマー部門のコマース部署は、「広告主や代理店のROI改善を促進」することを目的とする予定。

 Yahooのリージョン部門は、世界中の地域に部署を割当て、それぞれの部署がそれぞれの担当地域における広告に集中できるようにする。同社のテクノロジ部門は、中核的なプラットフォームの改良と、同社が活用できる新製品の開発を担当する。各地域は、Yahooの全収益に対する責任を負う予定であるとメモには記されている。

 一方、テクノロジチームは、コンシューマーおよびリージョングループを支えるインフラストラクチャ、テクノロジ、サイエンスに関する業務に従事する予定である。

 Yahooは、報じられている今回の組織再編成について、まだ公式に発表していない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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