クラウドスタディは3月28日、クローズドベータ版として提供してきた学習記録共有SNS「Studynote」を公開した。
Studynoteは、自分の学習記録をグラフとして可視化し、友だちと共有できるサービス。学習予定を設定し、リマインドメールやアラートメールを受け取ることができる。自身の記録を確認して達成感を得るだけでなく、友達の記録に「いいね!」やコメントを投稿できる。同じ教材で学習しているユーザーや、同じ資格の取得を目標とするユーザーによるグループ機能も用意しており、同じ目標を持つ仲間同士で励まし合うことができる。
利用は無料。PCおよびスマートフォンに対応するが、現在スマートフォンでは学習記録の投稿機能のみが利用できる。
クラウドスタディは2010年5月の設立。これまで、学習ログ投稿サービス「Studylog」を提供してきた。今後はStudylogのサービスを終了し、Studynoteに機能を集約する予定。
同社代表取締役の廣瀬高志氏は「Studylogを提供して分かったのは、ソーシャルグラフを通じた学習情報の共有ではなく、インタレストグラフでの共有。なんでもソーシャルメディアに流すのでは『なんで学習自慢をするのか』となるケースもあった。そうでなく、同じ教材や目標とする資格などの興味で集まることが重要だと分かった」とStudynote提供の理由を語る。
また、今後はユーザーが目標とする資格などを取得した情報が蓄積されるため、「どういう目標の人がどういう学習プランを立てたか分かる。将来的には1人1人の合格体験記が集まってくるサイトになる」と期待を寄せる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」