「通知センター」からも起動できるタスク登録アプリ「速Todo For Toodledo」

 「速Todo For Toodledo」は、タスク管理サービス「Toodledo」に、タスクをすばやく登録するための専用アプリだ。アプリを起動するとすぐにタスク登録画面が表示されるので、あとはタスクを記入して送信ボタンを押すだけで済むという手軽さだ。

  • アプリを起動するとすぐさまタスク登録の画面が表示される。コンテキストおよびフォルダはプリセットされている

 「Toodledo」の本家アプリは、起動からタスク登録までに2ステップを必要とするほか、コンテクストやフォルダといったタスクの詳細を記入するには別画面を開く必要がある。設定次第である程度緩和できるとはいえ、思いついたタスクをすばやく登録する用途にはあまり向かない。けっして機能が不足しているわけではなく、多彩さが災いして、即時性が犠牲になっているというわけだ。

 本アプリでは、起動すればすぐにタスク登録画面が表示される。言うなれば、あらかじめ宛先が記入された状態でメールフォームが起動するようなものだ。あとはタスクを記入して送信ボタンを押すだけでタスクの追加が完了する。プレビューの機能こそ持たないが、「タスクを追加しました」というメッセージが表示されるので、これで操作結果が確認できるというわけだ。バージョン1.0.10では新たに通知センターからも起動できるようになり、さらにスピーディに使えるようになった。

 また本家アプリと異なり、期日およびコンテキストやフォルダをすばやく指定できるのも特徴だ。なかでも期日については「今日」~「5日後」までをワンタッチで指定できるので、日付指定のためにいちいち別画面に遷移することもなく、すばやく操作できる。6日以上先の期日やリピート設定をばっさり切り捨てることで、即時性に特化しているというわけだ。

 「Evernote」のように、思いついたら即書き留めるという行動が日常で当たり前になってくると、タスク管理サービスにタスクを登録する際の操作は、たとえワンステップであっても簡略化したいと思えるようになる。本アプリはそうしたニーズに応える、小粒ながらピリリと辛いアプリだと言えそうだ。無料のLite版ほか、広告表示のない有料版の2種類が用意されているので、好きなほうを使うとよいだろう。

  • タスクを記入し、日付指定を「なし」もしくは「今日」~「5日後」の範囲で選ぶ。必要に応じてコンテキストおよびフォルダ(ここではそれぞれ「デスクワーク」「仕事」)も変更する。完了すれば「送信」を押す

  • 画面右上に「タスクを追加しました」と表示されれば完了。ひきつづき必要なタスクを登録できる

  • タスク管理サービス「Toodledo」のアプリを開いたところ。さきほど送信したタスクが登録されていることが分かる

  • 「Toodledo」のアプリでタスクの詳細画面を開いたところ。すばやく登録することに主眼を置いているため、繰り返しなどの項目は設定できない。優先度の「中」はToodledo側のデフォルト設定が使われる

  • 設定画面。コンテキストとフォルダについてはToodledoに登録済みの項目が読み込まれる。本アプリからは新しく追加することはできない

  • バージョン1.0.10では通知センターからも起動できるようになった。アプリアイコンをタップしなくても通知センターから登録画面がダイレクトに開けて便利だ

>>速Todo For Toodledoのダウンロードはこちらから

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