OmniFocus for iPhoneは、GTD(Getting Things Done)に基づいたタスク管理ができる、高機能なタスク管理アプリだ。iPhone版のほかにiPad版、Mac版がある。タスクには、コンテキスト、プロジェクト、開始/終了日、期限、フラグなど多くの属性を持たせることができる。また、多彩なビューが用意されており、目的に合わせてビューを切り替えて、タスクをさまざまな角度から一覧可能だ。
iPhone版OmniFocusの最大の特徴は、コンテキストの設定の自由度が高い点だ。コンテキストには、具体的な住所、連絡先、現在地などを登録できるほか、「常に処理可能」という設定も割り当てられる。これにより、場所に依存したコンテキストだけでなく、時間の空いたときに取り組むタスクなども作りやすくなる(すべてコンテキストの[位置情報]設定画面で選択)。
GPSを利用して指定した場所に到着したとき、または出発するときに通知を出すことも可能だ。ただし、現在のiPhoneの性能では、かなりの誤差が発生する場合があるので頼りすぎないように留意したい。
「予測」ビューでは、iPhoneの標準カレンダーに登録されている予定と、OmniFocusに登録されているタスクの両方が、1画面に表示されるので、予定の見通しを立てるのに便利だ。
パースペクティブビューでは、Mac版OmniFocusで作成したパースペクティブを見ることができる。たとえば、「今日」が期限の予定や、今後すべての予定を確認したりできる。iPhoneアプリ単体では、パースペクティブを編集することはできないため、パースペクティブを使用する場合は、Mac版のOminiFocusが必要となる。
複数の端末間でOmniFocusを同期するための方法は、数種類が用意されている。OmniFocus専用で無料のOmni同期サーバを利用するのが最も簡単だろう。複数端末で使用しなくても、バックアップとして、同期を設定しておくと安心だ。
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