Cisco Systemsは、セットトップボックス(STB)ソフトウェアの開発を手がけるNDSを50億ドルで買収する。両社が米国時間3月15日に発表した。
英国に拠点を置くNDSは、ソフトウェアプラットフォームおよびそれと組み合わせるサービスプラットフォームを動画サービス供給企業に販売している。同社の製品を利用すると、いつどこからでも容易に動画コンテンツの視聴、検索、ナビゲートができるサービスを提供できる。
Ciscoは、NDSのソフトとサービスを利用して、有料テレビ番組供給業者向けの独自の動画プラットフォーム「Videoscape」の開発を強化する計画を立てている。CiscoによるとNDSの買収は、中国やインドなどNDSがすでに強い存在感を示している新興市場への進出に役立つはずだという。Ciscoは2006年にScientific Atlantaを約69億ドルで買収し、動画配信用STB事業に進出した。
今回の契約により、CiscoはNDSの約10億ドルの負債を引き受けることになる。NDSは従業員数が5000人を超えており、News Corp.と非公開投資企業Permiraが所有している。
Ciscoは2012年後半に買収を完了する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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