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新しい「iPad」は買うべきか--ユーザータイプ別に考える - (page 2)

Donald Bell (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年03月16日 06時30分
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すでにiPadを持っている人

 ここで話が複雑になってくる。

 第1世代のiPadを持っているなら、アップグレードするべきタイミングだ。使用開始から2年たった今、そうしたユーザーは転換点にいる。搭載されているバッテリの持続時間がそれほど良くはなくなっているうえに、その年代物のiPadの買い取り価格が急落し始める時期だからだ。今売るなら、それで手にした100ドルを次のiPadの購入資金にあてられる。何もせずにいれば、古くなったiPadのバッテリ交換に100ドル(送料は別)かかる。思い切って購入しよう。

 そうなると、選択肢はiPad 2と新しいiPadのどちらかということになる。性能が向上したスクリーンやゲームパフォーマンス、4Gデータ、カメラ品質をどうしても欲しくてしかたないのでなければ、筆者のなかに潜む倹約家魂は399ドルのiPad 2をお勧めする。第1世代のiPadと比べれば、iPad 2のスリムなデザイン、軽量性、デュアルコアプロセッサ、2個のカメラは、大きなアップグレードだ。

 しかし、問題が1つある。iPad 2には今後、1種類の容量(16Gバイト)しかなくなることだ。また、iPad 2を買って100ドル節約できても、将来それを売るときには、買い取り価格がその分安くなることも考えるべきだ。当然、第1世代のiPadから新しいiPadへと一気に進むだけのお金があるなら、それは良い投資になるし、最初の数カ月はコンピュータ好きな人々の間でアーリーアダプターとして評判になるというおまけまで付いてくる。

 現在iPad 2を持っていて、アップグレードを考えているユーザーにとっては、選択はさらに難しい。良い点として、新しいiPadのはるかに向上したスクリーンは、電子書籍や映画、ゲーム、写真で使用するのに非常に魅力的だ。アップグレードしたカメラ(そして「iCloud」の「Photo Stream」)によって、そのスクリーンに素晴らしい写真を送り込むのも簡単になる。また、米国では、4GモデルがAT&TとVerizonから販売される。この両社は、すでにタブレットで見かけるようになった4Gデータ通信を、初めて安価で提供すると考えられている。

 しかし、今使っているiPad 2に満足していて、一切お金を払いたくない(特に、厳密に言えば今のiPadよりも厚くて重いiPadのためには)と思っているなら、iPadの基本性能には大幅に向上したところがほとんどないといえる。音声入力機能を考えなければ、新しいiPadにあって、iPad 2にない機能はない。ほとんどのものが少し良くなり、1つのもの(スクリーン)が何よりも良くなったというだけだ。

 しかし、自分のiPad 2に物足りなさを感じていて、処理能力の高い、もっと「すてきな」iPadが欲しいユーザーにとっては、アップグレードするのによい時期だ。iPad 2の平均的な下取り価格は200ドル程度で、これで新しいiPadをかなり安く買える。また、すでに述べたように、iPad 2を持ち続けるよりも、新しいiPadのほうがその価値を保てるだろう。さらに、友人に得意げに話すこともできる。これには値段が付けられないほどの価値があるのではないだろうか。

Appleファン

 Appleファンは、それぞれの色を1台ずつ注文済みだろう。

 しかし、冗談抜きに、「Retina Display」などの初めて搭載される機能以上に、Appleファンを喜ばせるようなものがあるだろうか。もちろんRetina Displayは、気取った様子で平然と見せびらかすことができる。Appleファンにとって、これこそが栄光の瞬間だ。

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