iPadはAppleの収益源として極めて重要な位置を占めるようになっており、今や「iPhone」や「MacBook」と同等の地位にある。2011年の第4四半期だけを見ても、Appleは1540万台のiPadを出荷しており、競合他社をはるかに上回っている。
Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏は7日に開催したイベントで、同社が擁するポストPC時代の3製品(iPhone、「iPod」、iPad)について、2011年には合わせて1億7200万台が売れ、Appleの売り上げの4分の3以上を占めたと述べた。
iPadが市場をリードし続けている理由としては、iPad用のカスタムアプリケーションの多さが挙げられる。これは他のタブレットメーカーには欠けている点だ。Cook氏によれば、iPad専用に作られたアプリケーションは20万本以上を数えるという。
ただし、Appleといえども競争圧力と無縁ではなく、7日の発表もそのことを示していた。同社は、16Gバイト版の「iPad 2」の価格を下げ、Wi-Fiモデルを399ドル、Wi-Fi+3Gモデルを529ドルに設定したのだ。これにより、販売価格199ドルの「Kindle Fire」やBarnes & Nobleの「NOOK Tablet」、さらには割引販売されているResearch in Motionの「BlackBerry PlayBook」といった低価格タブレットに対する市場での競争力が高まることになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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