電波監理審議会は、900MHz帯の周波数割り当てを審査した結果、ソフトバンクモバイルが適当とする答申を出した。事実上、ソフトバンクモバイルが900MHz帯の免許を割り当てられることに決まった。同周波数帯は電波が伝わりやすい「プラチナバンド」と呼ばれており、NTTドコモ、KDDI、イー・アクセスも割り当てを申請していた。
電波監理審議会では、周波数移行に係る費用(上限2100億円)を最も多く負担可能な事業者であることや、3.9世代携帯電話の人口カバー率(2018年度末時点で5%単位)が最も高い事業者であることなどを基準に4社を審査。
また、(A)終了促進措置の円滑な実施、(B)特定基地局の利用促進、(C)割当周波数帯・契約数の程度、なども審査の対象とした。その結果、イー・アクセスとソフトバンクモバイルの2社が、NTTドコモ、KDDIよりも優位となったが、割当周波数幅に対する契約数の高さでソフトバンクモバイルがイー・アクセスよりも高ポイントとなり、総合的な結果からソフトバンクモバイルが認定された。
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