Appleは米国時間2月28日午前、3月7日に開催する「iPad」関連イベントの招待状を送付した。
Appleは例年どおり、サンフランシスコ中心部のYerba Buena Center for the Artsでイベントを開催する予定だ。同社は、カリフォルニア州クパチーノにある本社において最近では年次株主総会を、そして、2011年10月には「iPhone 4S」発表イベントを開催していた。しかし、今回は、Yerba Buena Center for the Artsが会場となる。
招待状には、「We have something you really have to see. And touch」(皆さんにぜひ見て、触れてほしいものがある)とだけ記されている。
今回のイベント開催日は、iMore(旧Tipb)が2月に入ってから報じていたものと一致する。iMoreは、Appleが3月7日にイベントを開催するとしていた。また、それより前にあったAll Things Digitalの報道とも一致しており、All Things DigitalはAppleが3月第1週にイベントを開催する予定と伝えていた。
AppleはiPad発表以来、2010年と2011年の両方を「iPadの年」と宣言していた。Appleは、同社の2011会計年度に3200万台のiPadを売り上げ、2012年の第1四半期には、さらに1543万台を販売したと発表した。全体では、発売以来5500万台以上のiPadを売り上げている。
2012年のモデルでうわさされている大きな特長としては、第1世代および第2世代のモデルに比べて4倍のピクセル数を持つディスプレイがあり、同社の「iPhone」や「iPod touch」の最新モデルに搭載されているいわゆる「Retina Display」に似たものになるという。その他には、より高速なプロセッサや高性能なカメラが搭載され、おそらくは4G LTEネットワークに対応すると期待されている。
1つ残る大きな疑問は、発表されたモデルをいつ購入できるようになるかというものである。米国においては、「iPad 2」が発表後わずか1週間半で発売開始となったが、第1世代モデルの発売は発表後約3カ月経ってからだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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