Microsoftによる数十億ドル規模のSkype買収が実を結ぼうとしている。
Microsoftは米国時間2月26日、「Skype for Windows Phone」のベータ版をリリースしたと発表した。「Windows Phone 7」搭載端末の所有者は、同ソフトウェアを端末に直接ダウンロードするか、あるいはPCで「Marketplace」からダウンロードできる。
Skype for Windows Phoneのベータ版には、3G、4G、Wi-Fiネットワークを介したSkypeユーザー同士の無料音声通話および無料ビデオ通話、固定電話や携帯電話との有料通話など、期待通りの機能が搭載されている。グループチャットや1対1のインスタントメッセージングも可能だ。
「Android」「iOS」「Symbian OS」では、すでにSkypeの利用が可能だったが、Microsoftが2011年に85億ドルでSkypeを買収したことにより、「Windows Phone」でもSkypeが使えるようになった。Microsoftは、Windows Phone以外にも、多くのプラットフォームにSkypeを統合する予定だ。
Microsoftによると、Skype for Windows Phoneのベータ版は、「Nokia Lumia 710」「Nokia Lumia 800」「HTC Titan」「HTC Radar」で最良の状態で動作し、「Samsung Focus S」と「Samsung Focus Flash」でも動作が保証されている。
Skype for Windows Phoneのベータ版は、「Windows Phone 7.5」でのみ利用できる。Microsoftは4月に同ソフトウェアの「ゴールド」版をリリースしたいしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは