Hewlett-Packard(HP)は米国時間2月22日、第1四半期決算(1月31日締め)を発表した。同決算において利益は予測を上回るものだったが、売上高は予測に届かなかった。また、HPは、同社のパーソナルシステムズグループの不振を理由に、第2四半期見通しを下方修正した。
同社の第1四半期売上高は前年同期比7%減の300億ドル、利益は15億ドル(1株あたり73セント)であった。非GAAP利益は、1株あたり92セントだった。ウォール街は、第1四半期売上高を306億7000万ドル、利益を1株あたり87セントと予測していた。
HPの最高経営責任者(CEO)を務めるMeg Whitman氏は声明で、同社は「業績改善に向けて必要な措置をとっている」と述べた。
実際は、HPの第2四半期見通しは予測を下回るものだった。HPは、第2四半期の非GAAP利益は1株あたり88~91セントになる見込みだと述べた。ウォール街では、1株あたり利益を95セントと予測していた。GAAP利益は1株あたり68~71セントになる見込みだとHPは述べた。
それでも、1株あたり非GAAP利益4ドルという2012会計年度の同社目標は達成できると考えているとHPは述べた。
HPによると、同社の第1四半期売上高は複数の地域において減少したという。南北米では、第1四半期売上高は9%減の132億ドルだった。欧州、中東、およびアフリカの売上高は前年同期比4%減の117億ドルだった。アジア太平洋地区の第1四半期売上高は、10%減少して52億ドルだった。米国外の売上高は、HPの総売上高の66%を占めた。
部門別に見ると、HPが全般的に打撃を受けたことがわかる。HPのエンタープライズサーバおよびネットワーキング、プリンティング、パーソナルシステムグループで売上高が減少した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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