Microsoftのクラウドストレージサービスの次期バージョンに搭載される機能について、いくつかの重大な情報が先週末にリークしたことを受けて、Windows Liveチームが現状に関する早期情報を公表した。
ブラジルのサイトGemind.com.brが現地時間2月18日に掲載した新しい「SkyDrive」のスクリーンショットとされるものを見たMicrosoftウォッチャーの一部が予測したように、MicrosoftはSkyDriveの次期リリースにおいて、SkyDriveと「Live Mesh」の両サービスを統合するつもりである。
SkyDriveはこれまで、ユーザーがファイルやデータを保存、共有、およびアクセスすることのできるウェブサイトにすぎなかった。ブログ「Building Windows 8」の米国時間2月20日付け投稿によると、SkyDriveチームはこれを、「Windows 8」を補完するより実質的なサービスにしようと計画しているという。
先週末のリーク情報で明らかになったように、Microsoftは、Windows 8向けにSkyDriveの「Metro」スタイルのアプリケーションを開発中である。SkyDrive担当のグループプログラムマネージャーを務めるMike Torres氏とOmar Shahine氏は、Building Windows 8の20日付け投稿で、SkyDriveファイルもデスクトップ上の「Windows Explorer」に統合され、SkyDrive.comを介してリモートファイルを取得する機能も搭載される予定だと記している。
Microsoftは、Windows 8向けSkyDriveアプリケーションを、2月29日までにリリース予定の「Windows 8 Consumer Preview」と同時に提供開始する計画である。デスクトップ同期とリモートファイル取得の機能は「それに続いてすぐに」、「Windows Vista」「Windows 7」、Windows 8向けに提供する予定だと同社の関係者らは述べた。
より大容量のストレージプランを提供予定であることも触れられているが、20日の投稿には詳細は記されていない。同投稿には次のように記されている。
デスクトップ用のSkyDriveは、最大でユーザーの利用可能ストレージ容量まで同期する機能(とそれ以上の容量をアンロックする機能)も提供するとともに、比類ない性能をPC上で実現する。それから、Explorerを介した大規模ファイル(最大2Gバイト)のアップロードもサポートする予定である。こちらも、SkyDrive.comのユーザーから何年も前から寄せられている大きな要望である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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