Appleの「iPhone 4」のアンテナ性能を対象とした集団訴訟において、和解が成立した。
米国時間2月17日午後の予備承認に基づき、AppleのiPhone 4を購入した米国居住者は、15ドルの現金またはApple提供のバンパーケースを請求できることになった。
和解は、1つに統合された18件の異なる訴訟に対するもの。すべての訴訟で原告が主張していたのは、Appleが「iPhone 4の宣伝、広告、販売、サービスの各活動において、特にアンテナおよび受信品質、関連ソフトウェアに関する重大な情報を不実表示および隠ぺいしていた」という点だ。
今回の和解を受け、数週間のうちに専用のウェブサイトwww.iPhone4Settlement.comが公開される予定である。顧客はサイトで、和解に関する情報や請求方法を確認できる。手続きの一環として、2012年4月30日までに購入者ら宛てに和解を通知する電子メールも送信される予定。その後、120日間の請求期間が設けられる。
Apple関係者は米CNETに対し、「今回の和解は、所有するiPhone 4にアンテナまたは受信の問題があったと述べ、Appleが2010年に無償のケースを提供した際に、それを利用することを望まなかった少数の顧客に関係するものである」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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