さっそくゲームで遊んでみよう。ゲームパッドのSelectボタン、またはE701@のゲームパッドキーを押すことでゲーム選択画面が出てくる。この選択画面が縦向きにしか表示できないあたりは手抜きというかトンデモクオリティー。ゲームの種類はアクション、RPG、シューティングなど多様だ。これらのゲームは付属のmicroSDカードに入っており、後から追加することもできるらしい。
それではどれかのゲームを選んで遊んでみよう。ゲームの種類を選んでその中からゲームを起動。すると出てくるのは非常にレトロなビットマップ表示の目立つ大昔のゲームだ。しかもどことなく昔ヒットしたゲーム専用機のゲームにかなり似ている気がする。もしかするといわゆるエミュレーターを搭載しているのかもしれない。そして自慢のスピーカーから聞こえてくるのは単音でシンプルなゲーム音。ゲームに対してオーバースペックだ。
なおゲームパッドをはずしてもゲームはできる。だがやっぱり数字キーと方向キーでは操作がしにくく、ゲームパッドの有無で楽しさは全然違ってくる。最近のゲームと比べると物足りない部分もあるが、まぁ暇つぶし程度にはなるんじゃないだろうか。てか暇つぶしのためにこのゲームパッドを常時持ち歩くなんて人はいないと思うけどねぇ。てなことでE701@は「便利のようでそうでもない」、すなわち立派なトンデモケータイだったわけである。
ゲームパッドはゲームモードでしか利用できず、他のアプリケーションでは利用できないのももったいない。それでもコストをあまりかけずに端末を高機能化しようとした努力は認めてあげてもいいだろう。せっかく作ったこのゲームパッド、他のメーカーが勝手に流用して使えるようにしちゃう、とかそんな動きが出てきても悪くない。ケータイはシンプルに、そしてアタッチメントで多機能化させるというコンセプトは一部の大手メーカーでも出てきているだけに、将来はトンデモなアタッチメントが中国から出てくることにも期待したいものだ。
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