ノートやプレゼン資料などに、イラストを書き足したいと思っても、自分には絵心がないからと尻込みしていないだろうか。「ノート・手帳・メモが変わる『絵文字』の技術」(出版:中経出版)には、イラストほど難しくなく、絵心がなくても描ける「絵文字」が満載だ。絵文字を利用することで、後からメモを見直すときに何を書いたか思い出しやすく、人に説明するときには理解し易くなる。点と線から絵文字を描き始めてみよう。
まず、身近に使われている絵文字(アイコン)に目を向けるところから始まる。特に、携帯電話の絵文字は、自分で絵文字を書くときのヒントになるという。たしかに、凝ったデザインでも簡略化すれば、自分でも描ける。次に、身近な道具や人の絵文字化に挑戦する。「正確さ」よりも、何が描いてあるのかが分かればOKだ。慣れてきたら、「骨格」を意識しながらも線だけで人を描く。ここまでくれば、あとは慣れるしかない。
「絵」というよりも「図」になるが、ビジネスで利用しやすいフレームワークの描き方も紹介されている。ツリー、マトリックス、グラフといった、おなじみのフレームワークでも、使い分け方に関するコツを知るだけで、自分の文書が一気に分かりやすいものに変化するのだから驚きだ。絵文字の例や使用できる場面など、たくさんの例が載っているので、本を開いてすぐに描き始められるだろう。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス