ほんの少しの変化の積み重ねが、次第に大きな変化になる。「なりたい自分」になるためには、そのほんの少しの変化を起こし続けることが重要だ。「iPhone習慣術」(出版:インプレスジャパン)では、iPhoneを味方に付けて、ちょっとしたことを習慣になるまで続けるための方法を指南する。
今の自分から「より良い」自分に変わりたいと思った時、いきなり大きなことを始めて挫折した経験を持つ人は、1人や2人ではないだろう。せっかく変わりたいと思ったのに、挫折して落ち込むのではもったいない。本書では、1カ月~数カ月かけて少しずつ良い習慣を作っていく。
習慣を作るには「正確な時間通りに行動」し、「常に記録」を取り、「定期的に読み返す」ことが何より大切だという。本書では、iPhoneを使うことでこの3つのコツを実践する。また、著者が仕事のみならず、生活そのものの習慣を見直すことで、心身ともに健康に過ごし、家族との大切な時間を過ごし、仕事も能率的にこなしていく「より良い」人生を送ることを目標にしている点が、一般的なiPhoneを使った仕事術を説くビジネス書とは一線を画している。
少しまとまった休みが取れる人も多いこの時期。本書を参考にして、自分の生活を振り返り、良い習慣を「ほんの少し」取り入れてみるのはどうだろう。
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