フォトイメージングの総合イベント「CP+」がパシフィコ横浜で2月12日まで開催中だ。土日は終日入場無料で、開場時間は10日と11日が10時~17時、最終日の12日は10時~16時。
初日は登録来場者数1万1711人と例年を上回る出足で、2012年はこれまで以上に注目の新製品が目白押しだ。春商戦に向け、このCP+に合わせた製品発表が相次いでおり、多くの新製品を発売に先駆けて体験できる。
中でも、オリンパスの「OLYMPUS OM-D」、ニコンの「D4」「D800」、富士フイルムの「FUJIFILM X-Pro1」といった発表から間もない人気製品のタッチ&トライコーナーは、開幕当初から長蛇の列ができている。あまり遅い時間になると人数制限で並ぶこともできない可能性があるので、目当ての製品がある人は早めの来場をおすすめしたい。
富士フイルムのブースでは、一般向けには初披露されるFUJIFILM X-Pro1と交換レンズ「フジノン XF レンズ」が人気を集めている。このほかにも高画質と高品位に徹底的にこだわったデジタルカメラ「Xシリーズ」やコンパクトデジタルカメラ「FinePix」シリーズ2012春モデルを展示。シリアルナンバーが入った限定の「FUJIFILM X100 BLACKリミテッドエディション」なども見られる。
オリンパスのブースでは、2月8日に発表されたばかりのマイクロフォーサーズシステム規格準拠のマイクロ一眼カメラOLYMPUS OM-Dを中心したタッチ&トライが人気を集めている。また、現在のPENシリーズ、OMシリーズの礎となる銀塩カメラの歴代OLYMPUS PENシリーズやOMシリーズなど、初期の歴史的なカメラも展示されている。
黒を基調としたブース内に、華やかな色合いのステージが目を惹くニコンブース。キヤノンに次ぐ大規模な展示が行われている。中でも、2月7日に発表された有効画素数36.3メガピクセルのデジタル一眼レフカメラD800やD4の体験コーナーは行列ができるほどの人気だ。展示だけでなく、セミナーステージにも注目しておきたい。カメラマンやアーティストらによるセミナーも随時行われており、これらのスケジュールはウェブサイトで確認できる。
白を基調としたシグマブースでは、最新機種をはじめとするシグマ製品を実際に手にとって見ることができる。最新の手ブレ補正レンズ、大口径レンズ、特殊レンズなど、各社のマウントも用意。交換レンズ体験カウンターでは、自身のカメラに装着することもできるとしており、さまざまなレンズを試す絶好のチャンスだ。シグマDPシリーズ、SDシリーズの体験コーナーも人気を集めていた。
カシオブースでは、2月2日に発表したばかりのコンパクトデジタルカメラ「EXILIM ZR20」を中心に、モデル撮影コーナーやゴルフレッスンコーナーなどさまざまな体験ができるコーナーが用意されている。フラッシュを使わずに人間の目で見るよりも明るく写せる「HSナイトショット」を搭載したEXILIM ZR20の体験コーナーは、コンパクトカメラながらも最大ISO12800相当の高感度画像を試すいい機会だ。
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