Obama米大統領は米国時間1月30日、「Google+」を使用した対話集会を開いた。同大統領は、「Stop Online Piracy Act(SOPA)」と「Protect IP Act(PIPA)」が「インターネットに過度の検閲を」もたらすのではないかという質問に対し、この法案に反対するとまでは言わず、実際的な取り組み方を見いだすことができるだろうと答えるにとどめた。
Obama大統領は、「YouTube」で中継されたこのイベントの中で、「オープンで透明なシステムとしてのインターネットの根本的な完全性に影響」することなく、ハリウッドの利益を保護することが可能だろうと述べた。
「わたしが提案してきたことは、両方のサイド、つまりコンテンツ側とサーバ側が、一緒になってわれわれと協力し、強力な保護を備えたシステムを作り上げることだ」(Obama大統領)
このビデオ会議では、多方向ビデオチャットを可能にするGoogle+の「Hangouts」機能を使用して、同大統領と選ばれた5人が相互に議論した。さらに、YouTubeを通じて投稿された質問(合計でおよそ13万5000件)の中から、いくつかの質問が大統領に投げ掛けられた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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