Googleは電気通信業界にまた一歩食い込んだ。
同社は米国時間12月1日、米国とカナダにおいて、「Google+」のHangoutsビデオチャットサービスから無料で音声通話を利用できる機能の提供を開始した。それにより、Google+ユーザーは米国とカナダに住む人に電話をかけて、彼らがオンラインにいないときでもHangoutに参加してもらえるようになった。
GoogleのJarkko Oikarinen氏はこの新サービスをGoogle+で発表した。
Oikarinen氏は自らの投稿を公開しているが、Googleはこの無料通話サービスを簡単には見つけられないようにしている。同サービスは、ユーザーがGoogle+ホームページの「Start a Hangout」タブをクリックしたときにローンチされるインターフェースに含まれておらず、それを試してみたいユーザーは「Google+ Hangouts with extras」(plus.google.com/hangouts/extras)にたどり着かなければならない。
Googleは9月、ビデオ会議機能の試験場のようなものとしてHangouts with extrasを公開した。これは、ユーザーが同社のオンライン文書作成アプリケーション「Google Docs」を使って共同で作業したり、スケッチパッドを使ってメモやスケッチを共有できるサービスだ。ユーザーはHangouts with extrasで画面を共有することもできる。
Googleは最終的にHangouts with extrasの一部の機能をより広範に使われているHangoutsサービスに統合するかもしれない。
Googleの広報担当は、同サービスの公開範囲がすべてのGoogle+ユーザーに拡大されたと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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