永遠に終わることはないのではないかと思われるAppleとMotorolaの間の法的争いにおいて、Motorolaが新たな攻撃を仕掛けた。
Motorolaは米国時間1月24日、新しい訴状をフロリダ州南部地区米連邦地方裁判所に提出した。特許ブロガーであるFlorian Mueller氏が発見した同訴状では、Appleが2つの同社最新製品である「iPhone 4S」と「iCloud」によって、Motorolaの特許6件を侵害していると訴えている。
Motorolaが同裁判所でAppleを提訴するのは2度目のことである。同社は今回、Appleがこれらの特許を侵害し、その後も侵害し続けているとして訴えている。Motorolaは、損害賠償と2製品に対する差し止め命令を求めている。
Motorolaは、今回の訴訟を加えた理由について、さらなる侵害に対する訴えを最初の訴訟に追加することが裁判所命令によって禁止されていたためと述べている。
Appleにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。Motorolaの広報担当者は、次のように述べた。
今回の提訴は、フロリダ州でわれわれが既に提訴しているAppleに対する訴訟で対象としている同じ特許に関連するものである。今回の訴状は、2つの新製品であるiPhone 4SとiCloudを特に対象としている。Motorola Mobilityは、最先端技術の開発、および、業界全体で高い評価を受ける知的財産ポートフォリオの構築に何年もの間絶えずに取り組んできた。
Appleが侵害しているとMotorolaが訴えている特許は次のとおりである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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