ラスベガス発--ユニークで価値のある「アプリ」が遂に「Google TV」に登場する。
Googleは米国時間1月11日、酷評されてきた同社のGoogle TVがOnLiveのゲーミングサービスをサポートすると発表した。
OnLiveの「クラウド」ゲーミングを利用すると、ユーザーは実際のゲームコンソールを使わなくても、PCやタブレットなどのデバイス上でコンソールと同等の品質を持つさまざまなゲームをプレーすることができる。今回、それらのデバイスに加えて、テレビやストリーミングボックス、Blu-rayプレーヤーなどのGoogle TVハードウェアも選択できるようになった。
プレスリリースでは以下のことが発表された。
われわれがほとんどの新プラットフォームでそうするように、OnLiveもGoogle TVのViewerとしてスタートする。したがってユーザーは当面、OnLiveソーシャル機能の閲覧と利用しかできない。しかし、もう少し待っていてほしい。OnLiveは、ユーザーがGoogle TVで世界中のOnLiveゲーマーと完全なゲームプレーを楽しめるようにするために、Googleと密接に連携している。今後、OnLiveを直接組み込んだGoogle TVデバイスが多数登場する予定だ。
さらに、Googleは完全なサービスに対応する最初のGoogle TVデバイスとして、「VAP430」ストリーミングボックスと「VBR430」Blu-rayプレーヤーを含むVizioの「VIA Plus」デバイスの名前を挙げた。同社のVIA PlusテレビもOnLiveをサポートする予定だ。筆者とRich Brown記者はCES 2011で実際にVizio/OnLiveテレビを試用し、感銘を受けた。下でBrown記者の動画(英語)を視聴できる。
Vizioが2012年に発売するこれらの製品群にはコントローラとして使用可能なリモコンが同梱されるが、同システムを最大限に活用したいゲーマーは「Universal OnLive Wireless Controller」とペアリングすることが可能だ。
われわれは、VizioのプロダクトマネージャーであるAaron Drew氏から話を聞いた。それによると、Vizioボックスに同梱されるリモコンはカジュアルゲームをプレーする分には問題ないが、すべてのゲームをサポートするかどうかは分からないという。また、VizioのGoogle TV製品群が登場する際、OnLive機能を最初から搭載しているかも尋ねたが、Drew氏は明言を避けた。
残念ながら、Logitechの「Revue」セットトップやソニーのGoogle TV、LGのGoogle TVなどほかのGoogle TV製品がOnLiveゲーミング機能に対応するかどうかについて、Googleのリリースにはっきりしたことは書かれていなかった。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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