オンラインストリーミングゲームを提供するOnLiveが、2012年は生産性アプリケーションに焦点を合わせている。まずは「iPad」ユーザー向けに「Microsoft Office」の基本的な機能を無料で提供する。
米国のiPadユーザーは、米国時間1月12日から、この無料サービスを利用するためのアプリを「iTunes App Store」からダウンロードできる。10日から先行登録が可能だ。
この無料サービスでは、2Gバイトのストレージが提供される。OnLiveは、初期テストの後、50Gバイトのストレージと追加ソフトウェアへのアクセスが含まれる月額9.99ドルの「OnLive Desktop Pro」を提供する。また、エンタープライズ版のローンチも予定されており、ITの専門家がソフトウェアを追加し、従業員にアクセス権を割り当てることができるようになる。
無料サービスであっても、サインオンすると「Windows 7」のデスクトップが表示される。同社のカリフォルニア州パロアルトにあるオフィスでの実機デモでは、起動は高速だった。
OnLiveの最高経営責任者(CEO)であるSteve Perlman氏はインタビューで、同社は動きの速いビデオゲームのストリーミングを可能にしているのと同じ技術を適用していると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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