Research in Motion(RIM)が、「BlackBerry 10」にすべての希望を託していると報じられている。
Boy Genius Report(BGR)の報道によると、窮地に立たされたRIMは、いくつかのプロジェクトを打ち切ってBlackBerry 10搭載スマートフォン(開発コード名「London」)のみに全力を注いでいるという。BlackBerry 10搭載端末の外観は、2011年11月にThe Vergeが報じたものと似ている。
RIMにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
RIMが次世代「iPhone」や次々と市場に投入される「Android」スマートフォンに対抗するチャンスをつかむには、次世代BlackBerryの市場投入に全力を注ぐ必要がある。しかし同社幹部は、次世代BlackBerryのリリースは2012年後半になると発表した。同社の業績回復に向けた取り組みにとって、これはかなりのダメージとなる。
RIMは、BlackBerry 10を搭載した同社初の端末になる予定だった「Colt」という開発コード名の端末の開発を中止した、とBGRは報じている。また、RIMは「Milan」という開発コード名の端末の開発も打ち切ったという。BGRによると、これは現行の「BlackBerry 7」ソフトウェアを搭載した端末だったという。その前にN4BBがMilanの開発打ち切りを伝えたが、このときは「BlackBerry Torch」と同様のスライド式キーボードを搭載した端末と報じられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス