「Android Market」登録アプリ数、40万本に--Distimo調査

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 長谷睦2012年01月05日 11時10分

 Googleが運営するモバイルアプリケーションのマーケットプレイス「Android Market」が重要な節目を迎えたと、調査会社のDistimoが伝えている。

 Distimoによると、Android Marketで入手可能なアプリケーションの数がこのほど40万本に達したという。このうち3分の2は無料で、2011年4月時点の60%からみても無料アプリの割合は上昇している。

 重要な点として指摘しておくが、Distimoは入手可能な「Android」向けアプリケーション数に関する公式の発表元ではなく、発表を行うのはあくまでGoogleだ。米CNETではDistimoの報告についてGoogleに確認を求めたが、現在のところ回答は得られていない。

 Distimoの推計値が事実なら、Android MarketはAppleの「App Store」を追撃可能な距離にまで迫っていることになる。App Storeは現在、50万本のアプリケーションを提供することで群を抜いている。ただし、Android MarketがApp Storeに追いつくことができるかどうかは未知数だ。なぜなら、Distimoも指摘しているように、Android Marketでの提供アプリケーション数が40万本に達するまでにかかった期間は、App Storeの場合と比較しても2カ月長かったからだ。

 しかしながら、アプリケーションストアの成否は提供アプリケーション数の問題だけにはとどまらない。2011年12月、Googleは2008年の開設以来のAndroid Marketにおけるダウンロード数が100億件を突破したと発表した。さらに調査会社Flurry Analyticsによると、Android MarketとApp Storeはどちらも2011年を好調な形で終えており、Androidおよび「iOS」搭載端末の所有者がダウンロードしたアプリケーション件数は2011年の最終週だけで12億件に達したという。

Distimoが公表したAndroid Marketアプリケーションの推移
Distimoが公表したAndroid Marketアプリケーションの推移
提供:Distimo

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]