Appleは米国時間7月7日、同社のモバイルマーケットプレイス「App Store」のアプリケーションダウンロード総数が150億本を突破したと発表した。
Appleのワールドワイドプロダクトママーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhil Schiller氏は声明で、「42万5000本を超える最高のアプリケーションを(App Storeに)提供してくれたすべての素晴らしいデベロッパーと2億人を超える『iOS』ユーザーに、150億ダウンロード突破の感謝の意を表する」と述べた。
この数年間のApp Storeの成長ぶりは驚異的であったといっても過言ではない。10億ダウンロードを9カ月で達成し、App Storeが50億ダウンロードをついに突破したのは2010年6月のことだった。2011年1月には100億ダウンロードを達成した。Appleはこの偉業達成を記念して、100億本目のアプリケーションをダウンロードした人に1万ドル分のApp Store商品券を贈呈している。
これらのダウンロードのすべてがデベロッパーらの収益につながっている。Appleによると、App Store開設以来、同社は25億ドル以上をデベロッパーらに支払ったという。
ダウンロード数150億本を達成したApp Storeは、「Android Market」を大きく引き離している。Googleは2011年5月、Android Marketでそれまでにダウンロードされたアプリケーション総数は45億本であると発表した。
しかし、Android MarketはAppleに迫る勢いで成長している。Googleによると、Android Marketは60日ごとに10億ダウンロードを達成しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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