Netflixの最高経営責任者(CEO)であるReed Hastings氏は、今年は残念なクリスマスプレゼントをもらったようだ。
Netflixの取締役会が、2012年にHastings氏に付与するストックオプションを150万ドル相当に減額したことが、米証券取引委員会(SEC)に米国時間12月22日付けで提出された書類によって明らかになった。この額は、2011年に同氏が受け取った額のちょうど半分にあたる。また、同氏の給与は50万ドルに据え置かれた。
一方、同じ書類に記載されているHastings氏以外の4名の幹部は、全員が2011年より高額のストックオプションを付与されている。ただし、給与にはばらつきがあり、1名は減給、1名は現状維持、2名は昇給となった。興味深いのは、Hastings氏が5名の幹部の中で最も高い給与を受け取っているわけではないことだ。最高製品責任者(CPO)のNeil Hunt氏と最高コンテンツ責任者(CCO)のTed Sarandos氏は、それぞれ2012年に100万ドルの給与を受け取ることになっており、ストックオプションもHastings氏と同額かそれ以上を付与されている。
映画レンタルを手がけるNetflixにとって、2011年はとりわけ困難な年となった。一時は非常な人気を誇った同社がユーザーの反感を買うような決断を下し、評判を落としてしまったのが原因だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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