ウェアラブル技術はしばしば冗談ととられるが、報道によると、AppleとGoogleはそのような認識を変えようとしているという。
Apple内の小さなチームが「iPhone」や「iPod」へデータを送信するウェアラブル技術に取り組んでいると、The New York Timesが米国時間12月19日、消息筋の話として伝えた。同消息筋によると、1つのアイデアとして、手首に装着可能な、湾曲したガラスディスプレイ搭載のiPodがあり、音声アシスタント「Siri」を使ってデバイスとやり取りするという。The New York Timesは、このアイデアはまだ初期段階にあると報じている。
Appleは、最新の「iPod nano」で文字盤画面を採用し、かつ、手首に装着できるようにしている。The New York Timesによると、Appleはこのアプローチをさらに進め、ウェアラブル技術をiPhoneと交信可能にし、データのやり取りができるようにしたいと考えているという。そして、同スマートフォンは、モバイルコミュニケーションの中央ハブの役割を担うことになる、と消息筋は述べている。
The New York Timesによれば、このような試みを行っているのは、Appleだけではない。Googleも同社のX Labsにおいて、体や服に装着し、Androidベース端末と情報を共有できる技術に取り組んでいるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス