アップルやグーグル、ウェアラブル技術を研究中か

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年12月20日 10時11分

 ウェアラブル技術はしばしば冗談ととられるが、報道によると、AppleとGoogleはそのような認識を変えようとしているという。

 Apple内の小さなチームが「iPhone」や「iPod」へデータを送信するウェアラブル技術に取り組んでいると、The New York Timesが米国時間12月19日、消息筋の話として伝えた。同消息筋によると、1つのアイデアとして、手首に装着可能な、湾曲したガラスディスプレイ搭載のiPodがあり、音声アシスタント「Siri」を使ってデバイスとやり取りするという。The New York Timesは、このアイデアはまだ初期段階にあると報じている。

 Appleは、最新の「iPod nano」で文字盤画面を採用し、かつ、手首に装着できるようにしている。The New York Timesによると、Appleはこのアプローチをさらに進め、ウェアラブル技術をiPhoneと交信可能にし、データのやり取りができるようにしたいと考えているという。そして、同スマートフォンは、モバイルコミュニケーションの中央ハブの役割を担うことになる、と消息筋は述べている。

 The New York Timesによれば、このような試みを行っているのは、Appleだけではない。Googleも同社のX Labsにおいて、体や服に装着し、Androidベース端末と情報を共有できる技術に取り組んでいるという。

手首に装着したiPod nano
手首に装着したiPod nano
提供:Sarah Tew/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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