Appleが、同社携帯端末で他社の発信者番号通知(Caller ID)技術を不正に使用しているとして訴えられている。
今回の原告となったCequintは、発信者番号通知技術に注力する企業で、データ通信サービスを企業向けに提供しているTNSの一部門だ。
Cequintは、自社の技術がAppleに継続して使われているため事業に打撃を受けているとしてAppleを提訴しており、裁判所が使用禁止を命じなければ「回復できないまでに損害を被る」だろうと主張した、とBloombergは米国時間12月13日に報じた。
Appleの広報担当者は米CNETへのコメントを拒否した。
Cequintが持つ強化された発信者番号通知サービスでは、通信事業者から提供されたデータベースを使用して、着信があると発信者の番号が携帯電話のアドレス帳に保存されていなくても画面上に正しい名前を表示する。この機能を使うと、発信者の情報をクリック1回でアドレス帳に追加することも可能だ。
CequintはAT&T、T-Mobile USA、サムスン、HTCといった大手通信関連企業を顧客に持っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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