YouTubeが、ユーザー向けの新しい分析機能を提供開始した。ユーザーは自分の動画が実際にどの程度人気があるかを知ることができる。
新機能「YouTube Analytics」は、同サイトの現行の「Insight」ページに代わって、アップロードされた動画のレポートや統計情報を提供するものである。同機能の詳細については、米国時間11月30日付けのブログ投稿に説明がある。
YouTube Analyticsはユーザーフレンドリーな形式でデータを提供し、簡単に情報を検索および参照できるようにすることを目的として設計されている。「Google Analytics」のノウハウも一部利用されており、ユーザーの動画に関する基本統計情報の概要を示すページがまず表示され、そこからさらに詳細な情報へと掘り下げていけるようになっている。
YouTubeユーザーは、「Views」「Demographics」「Subscribers」といったさまざまなカテゴリをクリックすることにより、どの動画が最も人気が高く、最も多くのヒット数を獲得しているかを参照することができる。「Audience Retention」というカテゴリでは、他のユーザーが動画を最後まで視聴したか、それとも途中で再生を止めたかがわかる。
ユーザーによるトラフィック量の増大を支援するために、YouTubeは「Creator Playbook」もアップデートしている。YouTubeによると、同プレイブックには現在、ユーザーが新しいAnalyticsページを利用して、より良い動画を作成したり、より多くの視聴者を獲得したり、より大きな収益を上げたりするための方法が示されているという。
新しいAnalyticsページは30日に正式に提供開始されるとYouTubeは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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