YouTubeにおいて素人作成コンテンツの時代が完全に終わったわけではないだろうが、素人が投稿した子猫の寝姿や破裂するペットボトルの映像ばかりでなく、Madonna、The Onion、 TED Conferencesなど、プロフェッショナルなチームが制作したコンテンツがいよいよ進出する時期がきたようだ。
YouTubeでGlobal Head of Content Partnershipsを務めるRobert Kyncl氏は、米国時間10月28日付けのブログ投稿に、「有名人や、テレビ、映画、音楽、ニュース、スポーツ関連のコンテンツ制作者、そして(中略)YouTubeの既存パートナーの一部が作成するチャンネル」が、11月から2012年にかけて開始される予定だと書いた。
YouTubeは新チャンネルの概要が分かるプレビューページを公開している。
Kyncl氏はブログに次のように記している。「このチャンネル拡大の目標は、YouTubeにこれまで以上に幅広いエンターテインメントをもたらし、ユーザーが絶えず戻ってくるようにすることと、(中略)広告主にとってこれらのチャンネルが、グローバルな消費者を魅了し、繋がるための新しい手段となるようにすることだ」
この流れは予想されていたものだ。Wall Street Journalがこれまでに何度か報道した記事は、親会社であるGoogleが、高い人気ながら時には混乱を招いてきたYouTubeに、プロのクリエイターを確保してコンテンツを提供する事業を開始するため、1億ドル以上の資金を提供したとして、発表は間近だと伝えていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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