Microsoftは、マルウェア対策プログラム「Microsoft Security Essentials」次期ベータ版の公開に向けて、ベータテスターとして登録してくれる人を募集している。
ベータ版を試してみたいユーザーはサインインページで正式登録ができる。登録には「Microsoft Live」アカウントが必要となり、ベータ版がダウンロード可能になれば電子メールで知らせてくれるという。
Microsoftが先ごろ同社ブログで述べたところによると、今回募集するベータテスターの数は限られるが、年内にはベータ版を一般向けに公開する予定だという。
Security Essentialsの次期版は、インターフェースの簡略化、パフォーマンスの向上、検出および駆除機能の改善など、いくつかの新機能を盛り込んだものになるとMicrosoftは述べている。次期版ではまた、深刻なマルウェアに感染しても、ユーザーの手を煩わせることなく自動的に駆除するという。
Security Essentialsは2009年にまずベータ版として登場し、まもなくバージョン1.0がリリースとなった。同製品はセキュリティ企業AV-Testによる初期テストで好成績を出した。
その後、Microsoftは2010年12月に、高速化し、マルウェア検出能力を高め、ビルトインの「Windows Firewall」と連携したバージョン2.0をリリースしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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