英語が苦手でも楽しめるiPhone 4S「Siri」の使い方--実用編 - (page 2)

●ベートーベンってどんな人?--知りたいことを尋ねる

 何かについてたずねた場合、iPhone内蔵辞書にある場合はその内容が表示される。辞書にない場合はウェブを検索するかどうか確認されるため、検索できる範囲は広い。たとえばベートーベンについて聞いてみる。

ユーザー:「Who is Beethoven」(ベートーベンとは誰ですか?)
Siri:「This might answer your question:」(これが質問への回答ではないですか)

  • ベートーベンに関する情報が表示される

●Siriとの日常会話を楽しむ

 Siriは何か頼んだことをやってくれるだけでなく、ちょっとした問いかけに答えてもくれる。気になることがあればなんでも聞いてみると楽しい。たとえば挨拶だ。

ユーザー:「Hi, Siri」(こんにちは、Siri)
Siri:「Greetings, <ユーザー名>」(こんにちは)

  • 返答にはこの他にもパターンがある

ユーザー:「Good night」(おやすみ)
Siri:「Good night to you, too <ユーザー名>.」(おやすみなさい)

  • 一日の終わりに話しかける相手がSiriなのは少し寂しいかもしれないが……

 次に、Siriがどこから来たのかを尋ねてみよう。

ユーザー:「Where are you from」(あなたはどこから来たの)
Siri:「I, Siri, was designed by Apple in California.」(私、Siriは、カリフォルニアのアップル社によって設計されました)

 こういった問いかけに対しては、何種類かのパターンがあり、続けて同じ質問をしてみると回答が変わって面白い。

  • 素朴な疑問を投げてみるとSiriの秘密が分かるかもしれない

  • 誕生日を聞いてみると……

 話をせがむと話をしてくれることもある。

ユーザー:「Tell me a story」(何か話をして)
Siri:「OK! Once upon a time(以下略)」(いいですよ。昔々……)

  • 3画面分程度でSiriの生い立ちを話してくれる

 ただ、この話はすぐにしてくれる場合と、10回以上聞いても話してくれない場合があるようだ。また、一度話してくれた後は、何度話をせがんでも「前に話したことがある」「くだらない話だから」などと言って絶対に同じ話をしてくれない(筆者に限ったことかもしれないが)。

 2回にわたって簡単な英語でSiriを楽しく使う方法を紹介してきた。これは、Siriの機能のほんの一部なので、英語だからと敬遠せずに面白がって色々と話しかけてみると自分なりの使い方ができるのではないだろうか。せっかくのiPhone 4Sの機能なので、フルに活用してもらいたい。

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