Motorola Mobilityが「XOOM」タブレットを刷新して市場に投入する。
新たな「Android」搭載タブレットは「XOOM 2」という名称で、11月中に英国とアイルランドの消費者向けに発売される予定だ。新型タブレットには2つのモデルがあり、企業ユーザー向けのオプションが組み込まれた従来と同じ10.1インチのXOOM 2と、8.2インチの「XOOM 2 Media Edition」が用意されている。
どちらのタブレットも1.2GHzのデュアルコアプロセッサと「Android 3.2」(開発コード名「Honeycomb」)を搭載し、Wi-Fi接続に対応する。ディスプレイはCorning製の「Gorilla Glass」で強化されており、耐久性を高めて汚れがつきにくくする特殊なスプラッシュガードコーティングが施されている。
これら2つの新型XOOM 2タブレットは、前面に1.3メガピクセルのカメラ、背面に5メガピクセルのカメラを装備し、どちらもデジタルズーム、オートフォーカス、LEDフラッシュ機能を備える。また、いずれも1GバイトのRAMと16Gバイトのストレージを搭載する。
大きい方のXOOM 2のサイズと形状は初代XOOMと同様だが、Motorolaによるとディスプレイがさらに明るく、鮮やかになったという。縁の形状はフラットになり、これによってタブレットが持ちやすくなるはずだ。このモデルのバッテリは1回の充電で10時間以上使用できるという。
企業ユーザー向けに、XOOM 2ではデータの暗号化やVPNのサポートのほか、電子メール、連絡先、カレンダーの予定を同期する「Active Sync」を組み込んでいる。さらに、USBとEthernetのポートも備えている。
小さい方のXOOM 2 Media Editionは、どちらかというとエンターテインメント向けの作りだ。複数の人が同時に映画または動画を視聴できるよう、スクリーンの視野角は178度となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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