Appleは米国時間10月12日、同社のクラウドベースのストレージおよび同期サービス「iCloud」を一般向けに提供開始した。
iCloudでは、コンタクトの参照、追加、変更、カレンダーへのイベントの入力、「iWork」アプリケーションを利用したクラウドへのドキュメントの保存ができる。
また、「iPhone」を所有するユーザーは、iCloudを使用して端末を検索し、それをマップ上に表示することができる。このアプリケーションには、端末が盗難または紛失に遭った場合に端末を遠隔からロックまたは情報を削除する機能もある。
Appleは、2011年のWorldwide Developers Conferenceにおいて、iCloudを提供開始する計画を発表した。Appleは同イベントにおいて、同プラットフォームは上述の機能に加えて、iPhone、「iPad」、コンピュータを含むすべての端末でユーザーの音楽、アプリケーション、「iBooks」を自動的に同期する予定だと述べていた。iCloudは、5Gバイトのストレージを無償で提供し、バックアップサービスとしても利用することができる。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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