Microsoftは、期待が高まっている「Windows Phone 7.5」(開発コード名「Mango」)ソフトウェアアップデートに先立ち、刷新したオンライン版「Windows Phone Marketplace」を公開した。
当初のWindows Phone Marketplaceは、これから登録を受け付けるアプリケーションのために用意された入れ物にすぎず、おそらく全体で1000本ほどのアプリを格納する物置に近い状態だった(Microsoftは今では、最大3万本のWindows Phone対応アプリを提供している)。これとは対照的に、新たなオンライン版マーケットプレイスでは、よりシャープな外観のアプリカタログで、通販の機能と無線ダウンロード機能も備える。
Windows Phone Marketplaceでは、GoogleおよびResearch In Motion(RIM)によるウェブベースのアプリストアと同様、アプリまたはゲームで検索対象を絞り込めるほか、定番の「おすすめ」アプリも別途取り上げられる。また同マーケットプレイスでは、これまで以上にソーシャルメディア利用者を満足させることを意図して、ユーザーがFacebookやTwitter、電子メールを通じてお気に入りのアプリを共有できるようにしている。
新たに改善されたWindows Phone Marketplaceは、履歴も追跡するほか、モバイル端末を乗り換える際にはアプリの再インストールも支援する。
オンライン版Windows Phone Marketplaceは、35の国または地域、すなわちオーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、日本、韓国、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、英国および米国でオープンする。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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