「HP Veer 4G」
状況が悪化し始めたのはここからだ。「HP Veer 4G」はかわいらしくて携帯性にも優れ、webOSは輝き続けていた。しかし、Veerのユーザビリティは目も当てられないものだった。本体があまりにも小さく、AT&Tのデータ速度も遅かった。また腹立たしいことに専用のコネクタが採用されていたので、ヘッドホン用に別のアダプタを使う必要があった。正直に言って、「いったい何を考えているのか」と思わずにはいられなかった。さらに悪いことに、これでwebOSと米国の通信キャリアの関係が終わってしまうという悲しい結末を迎えた。
米CNETレビューの結論:HP Veer 4Gの見た目はかわいらしく、価格とサイズの割に多くの機能が詰め込まれている。しかし結局のところ、このスマートフォンのコンパクトなデザインが理由でユーザビリティが犠牲になり、魅力も半減してしまった。
提供:Josh Miller/CNET