アップル、「OS X Lion」最初のアップデートを公開

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉2011年08月17日 11時06分

 Appleは、「Mac OS X Lion」(「Mac OS X v10.7」)のリリース後1カ月足らずで、最初のアップデートを公開した。

 米国時間8月16日午後に公開したソフトウェアアップデートの中で、Appleは「Mac OS X v10.7.1」をリリースした。このダウンロードは、初回リリースで残っていたいくつかのバグを修正するもので、主な修正内容は以下の通りだ。

  • 「Safari」でビデオを再生中に、システムが応答しなくなる問題を修正
  • HDMIまたは光デジタルオーディオ出力の使用時に、システムのオーディオが作動しなくなる問題を修正
  • Wi-Fi接続の信頼性が向上
  • OS X Lionを実行している新しいMacにデータ、設定、および互換性のあるアプリケーションを転送できない問題を修正

 このソフトウェアは、2つの異なるバージョンで提供されている。1つは全ユーザーが対象で、もう1つは最新の「MacBook Air」および「Mac mini」ユーザーが対象だ。これら2製品向けには、上記に加えて以下の点も修正している。

  • MagSafeアダプタ接続中にMacBook Airが起動する問題を修正
  • MacBook Airで断続的にディスプレイがちらつく問題を修正
  • SDおよびSDHCメディア使用時にMac miniのSDカードスロットの動作速度が遅くなる問題を修正

 Mac OS Xアップデートの一環としての新機能を期待しているユーザーは、もうしばらく待つ必要がある。新機能の中には、Mac OS X搭載システムと「iCloud」の統合が含まれる。iCloudは、2011年秋に公開予定となっているAppleのクラウドベースの同期およびホスティングサービスだ。すでに開発者には8月第2週、iCloudの最新ベータと「Mac OS X v10.7.2」のテストビルドが配布された。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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