Appleは米国時間7月21日、同社Mac OSの最新版である「Lion」の販売本数が発売初日に100万本を超えたことを発表した。
20日朝に発売となった同ソフトウェアは、Appleが2010年10月に開催した「Back to the Mac」イベントで初披露された。同社は21日、「これまでのAppleのOSリリースと比べ、最も早いペース」でLionが購入されている、と声明で述べた。
Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhilip Schiller氏は声明で、「Lionは好調な滑り出しを見せている。これまでのところユーザーのレビューや業界の反応は素晴らしいものだ」と述べている。「Lionは、大きく前進している。革新的な機能が豊富に搭載されているだけでなく、ユーザーにとっては、われわれがこれまで開発した中で最高のOSにMacをアップデートすることが非常に簡単になっている」(Schiller氏)
Lionは、AppleのMac OSとしては初めてデジタルダウンロードでMac App Storeから提供されている。同社は同ソフトウェアのUSBスティック版を、デジタル版価格29.99ドルの2倍以上の69ドルで8月中に発売する予定である。
Lionにはこれまでのところ、Mac App Storeにおいて、9376件のユーザー評価が寄せられ、2091件のレビューが書き込まれている。同新OSは現在、5つ星評価で4.5の評価を維持している。
Appleが、アップデートしたOSの販売本数を発表するのは、2007年末近くにリリースした「Leopard」以来初めてである。Leopardは、発売最初の週末で200万本以上を売り上げた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス