Gartnerが米国時間8月9日に発表した最新の予測によると、2011年末には、世界で利用されるPCの42%が「Windows 7」搭載機になるという。
Gartnerはまた、2011年に出荷される新規PCのうち94%がWindows 7を搭載するとも予想している。
2010年と2011年にIT支出が改善していることから、米国とアジア太平洋のエンタープライズ市場でWindows 7の実装が加速しているという。
「しかし、西欧州での経済の不確実性や、中東およびアフリカ(MEA)の一部の国における政治の不安定性、日本で発生した2011年3月の地震と津波後の景気減速により、これらの地域ではWindows 7の実装はやや遅れ、ゆっくりと進むだろう」とGartnerは警告している。
Gartnerの「Forecast Analysis: PC OS Market, Worldwide, 2008-2015, 2011 Update(予測分析:2008年-2015年の世界PC OS市場、2011年改訂版)」では、このほかに以下の予想を挙げている。
2011年6月、Forresterのアナリストは、企業のデスクトップのうち21%でWindows 7が動いており、いまだに全体の60%は「Windows XP」が搭載されていると報告していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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