Apple取締役会の一部のメンバーは、最高経営責任者(CEO)であるSteve Jobs氏の後任を採用する必要が生じた場合の同社の後継計画について、外部のヘッドハンターに意見を求めたという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間7月19日に報じた。
WSJが同記事で引用した匿名の情報筋によると、リクルーターとの話し合いは2010年冬より医療休暇に入っているJobs氏の後任採用を目的とするものではなく、同社のさまざまな選択肢について非公式に話す中で出てきたものだという。WSJは、リクルーターと接触した取締役会メンバーは取締役会全体の指示で動いているわけではないとしている。こうした話し合いが行われていることをJobs氏が関知しているかどうかも不明だ。
AppleはWSJの記事について正式にコメントすることは控えたが、WSJの報道によると、Jobs氏はWSJのあからさまな質問を受けて、「それは全くのでたらめだと思う」と電子メール経由で答えたという。
WSJによると、一部の取締役とリクルーターの話し合いは、Jobs氏が2年間で2度目の医療休暇に入った後で行われたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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