調査会社IDCの新しいレポートによると、2011年第2四半期の全世界のPC出荷台数は、同社が予測した2.9%の増加には届かなかったものの、2.6%増加して8440万台となったという。
IDCは、成長が鈍った主な要因として、米国での出荷台数が1780万台と、前年同期から4.2%減少したことを挙げている。一方、日本を除くアジア太平洋地域では12%の成長を記録している。
IDCによれば、Hewlett-Packard(HP)は2011年第2四半期に1520万台のPCを出荷し、18%の市場シェアを占めて引き続き首位となった。同社の出荷台数は前年同期から3%増えている。
第2位となったのはDellで、1090万台を出荷したことにより、12.9%の市場シェアを占めた。LenovoがAcerを抜いて第3位となり、前年同期から22.9%の増加となる1020万台を出荷して、12.2%の市場シェアを占めた。
IDCが4月に発表したレポートでは、2011年第1四半期の全世界のPC出荷台数は8060万台で、前年同期から3.2%減少していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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