次期版「Mac OS」のリリースが間近に迫っている。
Appleは米国時間7月1日、「Mac OS Lion GM Seed」を開発者に向けて公開した。通常の場合、次期版Mac OSが正式リリースされたとき一般ユーザーが入手できるのも同じビルドのものだ。
6月に開催された年次のWorldwide Developers Conference(WWDC)において、Appleは最新OSとなるLionを7月に29.99ドルでリリースすると発表していたが、正確な日付には言及しなかった。今回GM Seed版が公開されたことで、正式版は7月の早い段階、もしかすると来週にもリリースされる可能性が出てきた。
現行OS「Snow Leopard」がリリースされた時を振り返ると、GM Seed版から正式版までにおよそ2週間かかった。しかし、Snow LeopardではAppleが小売店に配布するためにディスクを箱詰めして封印する必要があった。今回のLionは、Appleにとって初めての「Mac App Store」を通じたデジタルダウンロードのみの提供となる。
ダウンロードするためには、まずSnow Leopardユーザーである必要があり、アップデートするには同OSの最新版を利用していなければならない。Appleは最新版「OS X 10.6.8」を6月23日に公開しており、これにはMac App Storeを通してLionへアップデートする機能が含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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