米特許商標庁(USPTO)は米国時間6月21日、Appleに対し「iPhone」や「iPad」のような携帯型機器におけるタッチスクリーン機能にとって重要な特許を与えた。
Appleが今回取得した特許は2007年に出願されたもので、その要点は、ユーザーが指を使ってタッチスクリーンを操作すると、ソフトウェアがそのジェスチャーに対して反応するというものだ。Appleが特許申請時に提出した図面には、ウェブブラウザやホーム画面など、複数の異なるアプリケーションにまたがってこの機能が実装されている様子が示されている。
技術的には、次のような説明文がある。
「タッチスクリーンディスプレイを搭載した携帯型多機能機器と共に使用するためにコンピュータに実装された方式。ここにはフレーム内コンテンツの一部を表示するフレーム、さらにはページの他のコンテンツを含む、ページ内コンテンツの一部表示が含まれる。N指による移動ジェスチャーは、タッチスクリーン上あるいはその付近で検出される。それに反応して、フレーム内コンテンツのうち表示されている部分、および当該ページのその他のコンテンツを含むページ内コンテンツが移動し、タッチスクリーンディスプレイ上にページ内コンテンツの新しい部分が表示される」と特許の要約には記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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