うわさ:Appleは、4大レコード会社から承認を得ている。
結果:iCloudはAppleの「iTunes Store」ライブラリにある1800万曲すべてを対象とするというSteve Jobs氏の発言から判断すると、このうわさは正しかったと言える。
うわさ:iCloudの利用料は、年間25ドルだ。
結果:価格は正しいが、対象となるサービスについては間違いだった。iCloudサービス自体は無料だが、Appleの「iTunes Match」に年間25ドルかかる。iTunes Matchは、iTunes以外で購入した音楽を、Appleの1800万曲の楽曲ライブラリにある曲とマッチさせるサービスだ。このうわさを伝えたLos Angels Timesの記事では、AppleがiCloudに広告をつけることも計画しているとしていたが、Jobs氏はこれを否定している。
うわさ:iCloudのログインページはこのような見た目になる(右の図)。
結果:デスティネーションサイトとしてのiCloudは存在しない。iCloudは、iOS搭載端末やMac、PCの間で、ファイルや設定、メディアを移動させるためのメカニズムに過ぎない。
うわさ:「Time Capsule」は、「iCloud」用ドライブとしてアップデートされる。
結果:このうわさは間違いだった。Wi-Fiルータとハードドライブを組み合わせたTime Capsuleのアップデートは、6日の発表には含まれなかった。同じ記事で触れていた「Airport Express」ハードウェアについても同様だ。
うわさ:iOS 5では、ウィジェット追加や、通知機能の改善、Twitter連携機能が実現する。
結果:通知機能の改善と、Twitter連携機能は実現したが、ウィジェットは見あたらなかった。Twitter連携機能と通知機能はどちらも、6日に行われたAppleの発表の中で公表され、特に通知機能に対しては聴衆から大きな拍手が起こった。
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