logo

「iCloud」のコンテンツ--アップルと映画業界の交渉の行方 - (page 2)

Greg Sandoval (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2011年06月02日 11時43分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

独占放映期間

 米映画業界には「HBOウィンドウ」「HBOブラックアウト」という言葉がある。ケーブルネットワークのHBOが大手映画スタジオ6社のうち、Warner Bros. Pictures、20th Century Fox、NBC Universalの3社と結んでいる独占配信契約のことだ。

 この契約を結んでいる映画スタジオの映画がHBOで放映される場合、同社が持つ電子配信権によって、他社はその映画の販売や配信を中断するよう求められる。この契約のために、クラウドサービスがブラックアウト期間中に映画を顧客にストリーミングできないことも考えられる。

 購入したクラウド向けの映画が一定期間は利用できなくなるというのは、消費者に理解されにくいだろう。

 しかし、HBOの独占放映期間に映画を販売するのと、独占期間外に購入した映画のコピーを保存して持ち主がアクセスできるようにするのには、違いがある。情報筋によれば、HBOとWarner Bros.の親会社であるTime Warnerが現在議論しようとしているのはこの点だという。Time Warnerの最高経営責任者(CEO)のJeff Bewkes氏は、クラウドメディアという考え方、特に「UltraViolet」(UV)を支持するコメントを何度もしてきた。

 UVは一連のテクノロジ標準に与えられた名称で、映画業界はこれらの標準がクラウドビデオサービスへの道筋をつけるとともに、新しいホームビデオ規格やDVDの後継規格を生み出すのに役立つものと期待している。UVは2011年夏のある時期に登場するとみられており、Bewkes氏は何度となくそのコンセプトを称賛してきた。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]