Googleは米国時間5月24日、ネットワークに接続されていないときでも「Gmail」を「Google Chrome」で利用できる機能を無効にした。このオフライン機能は、「Gears」というブラウザプラグインで実現していたが、GoogleはGearsを段階的に廃止している。
Googleはサポートページで、「われわれはGmailのオフライン機能をChromeウェブアプリに移しており、Google Gearsベースのオフライン機能は5月24日以降Chromeブラウザで動作することはない」と述べている。
「Internet Explorer 8」と「Firefox 3.6」のユーザーは、現在のところオフライン機能を利用できるが、Googleは「Internet ExplorerとFirefoxのこれらのバージョンに対するアップデートがGearsのサポートに影響する可能性があり、したがってGmailのオフラインアクセスにも影響する可能性があることに注意してほしい」と述べている。
Googleは、「Google Docs」のオフラインサポートをすでに停止しているが、HTML標準を使用した新しいオフラインGoogle Docsを2011年夏にリリースする計画があるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス