パナソニック、高感度な新MOSイメージセンサを開発--12月から量産開始へ

 パナソニックは5月12日、新MOSイメージセンサ技術「SmartFSI」を開発したと発表した。高感度と画質の均一性を両立し、カメラの高画質化、薄型化に寄与するとしている。12月からSmartFSI技術を搭載したMOSイメージセンサ「MN34110シリーズ」を量産し、順次シリーズ展開していくという。

  • 「MN34110シリーズ」

 MN34110シリーズは、最先端半導体微細技術により業界最高の高感度を実現。加えて入射光の角度を大幅に拡大する新集光構造により、画質の均一性が確保でき、高画質な薄型カメラの製造ができるとしている。光学サイズは1/2.33型で、アスペクト比は4対3。有効画素数は約1424万画素になる。

 構造は従来のMOSイメージセンサを基本にしているため、供給の安定性を確保できるとのことだ。

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